ごあいさつ

  1994年、中国において日本人駐在員の緊急対応サービスを始めて以来、わが社は今年で24年目を迎えました。
  日本とは言葉も習慣も異なる外国での受診は、語学に堪能な駐在員でも不安がつきまといます。わが社は、「中国で医療周辺のサポートをしてほしい」というお客さまの声を受けて、365日24時間受付で、病気、けがの際の病院予約手配及び通訳を中心に、サービスをスタートさせました。上海から開始した緊急対応サービスは、日系企業の海外進出に添う形で年々拠点を増やし、現在中国38都市、アジア地域 11カ国及びメキシコを含め、計13ヶ国71都市に550名を超えるサポートスタッフを配置するまでになりました。おかげさまでサービスご利用会員企業数も11,000社を超え、年間約80,000件の緊急サポートを行っています。
  これまで全ての拠点にわが社の正社員を配置し、現地密着型のサービスを行ってきましたが、日本企業のグローバル化が進むにつれ、ヨーロッパ、北米、中南米、オセアニア、アフリカ、中東、ロシアなどでも同様のサービスを受けたいというお客さまの声を強くいただいています。そのご要望にお応えするために、現時点でウェルビー独自の医療サポート体制を提供できない地区においては、2016年に欧米系グローバルアシスタンスカンパニーと提携関係を締結し、グローバルでサービスをご利用いただける体制を進めています。

緊急対応から始まったわが社のサービスですが、現在では更なる安心をお客さまへお届けするために、より大きく広範なリスクマネジメントサービス会社として、以下の3つを経営目標の柱に掲げています。

objective1

緊急対応体制の構築

日常の軽度の傷病対応はもちろん、脳、心臓、交通事故などの重大ケースに対して
迅速かつ的確に、相応の体制を確保してお客さまをサポートします。

objective2

予防活動の浸透

健康診断に基づく健康管理の提案により、健康リスク軽減をサポートします。
早期発見、早期治療が実現できる体制を提案し、また、啓蒙的勉強会を実施します。
脳・心臓疾患のリスク軽減の王道である健診と、その現地フォローを徹底強化します。

objective3

リスクファイナンス、保険プラン設計

万が一の事故に備えたコスト計算と現地事情に合わせた保険プランを提案します。
日系企業の進出が著しい新興国における交通事故リスクのカバーを念頭に、現地に合った保険プラン設計だけでなく、現地の法律に基づく加害者への賠償請求も積極的にサポートします。

これら3つの柱を基礎に据え、近年は以下のような事業活動にもより一層力を入れています。

* 危機管理情報の発信

  わが社の活動実績、各地の医療情報および各種危機管理情報をお客さまへ適時お知らせするために、危機管理情報誌「Newsletter」を発行しています。同誌では、人身に関わる緊急事故対応ケースの分析、医療コストの分析、現地固有の感染症情報、関連適用法律の紹介など、定期的に情報をお届けしています。

* 各種保険事故対応

  人身に関わる事故対応以外にも、火災保険、運送保険にかかる事故対応も行います。中国には2007年に損害査定会社(日系では中国初)を設立、保険事故対応に精通した専門人員を配置し、日系企業をサポートしています。
アジア各国でも、現地事情に合わせて、各種保険事故サポート体制の準備を進めています。

* 海外医療費の適正化

  海外医療費の高騰により海外旅行保険の保険料は年々上昇しています。しかしながら、実際には、治療水準と医療費は必ずしも正比例ではありません。医療費の削減には、赴任者の方々への啓蒙活動や保険プラン設定以外に、医療品質の確保を前提とした適正価格の医療機関の選定や折衝が欠かせません。ウェルビーは、豊富な医療対応データに基づいて、企業、医療機関と連携し、医療コストの適正化を実現させています。
  ひとつひとつの医療に直接タッチする、ウェルビー独自の医療費適正化を徹底推進します。

  2013年よりウェルビーグループ本社を香港に定め、一気にグローバル化を進めてまいりましたが、我々の原点はあくまでも日本のサービス精神です。グローバルにビジネス展開される皆さまが、少しでも安心して業務に取り組めるように、生活できるようにすることが、我々の使命だと考えています。
  今後もお客さまのニーズに沿ったサービスを一つ一つ実現していく所存です。

何卒、皆さまのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

椎川 賢

WellBe Holdings Limited

Chairman and Founder

Masaru SHIIKAWA

椎川 賢

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